今日ご紹介するのは、焼き芋にすると1番甘くて美味しいと言われる「紅はるか」をさらに濃密な甘さにしたお芋、「つらさげ芋」です!
(引用元:https://www.furusato-tax.jp/product/detail/46214/4930167)
鹿児島県垂水市でしか手に入らない、まさに「幻のさつまいも」です。
焼き芋好きのみならず、スイーツ好きの方にもぜひ食べていただきたい、極上の逸品だったので、よろしければ特産品選びの参考にしていただければと思います!
幻のつらさげ芋とは?
鹿児島県といえば、日本一のさつまいもの産地として有名ですよね。鹿児島県では美味しいさつまいもがいたるところで収穫できるので、幻と言われるほどさつまいもが珍しいわけではありません(笑)
現在日本では「紅はるか」という品種が、糖度が高く焼き芋では1番美味しいと言われています。鹿児島県では「紅はるか」の生産が盛んに行われているので、甘くて美味しいさつまいもが県内の多くの自治体で生産されています。
そんな美味しいさつまいもの宝庫である鹿児島県の中でも、特に甘くて美味しいと評判なのが「つらさげ芋」です!
「つらさげ芋」は鹿児島県垂水市の山間集落、大野原(うのばい)」で栽培されています。
大野原は標高550mの高地にあり、標高と気温差により、甘く美味しいさつまいもが育つ環境にあります。
またさつまいもは「熟成」させることで甘さが増す作物なのですが、大野原はさつまいもを「熟成」させるのにも適した環境にあります。
大野原では、昔から軒先にさつまいもを吊るして熟成させる方法がとられてきました。山から吹き下ろす寒風が、さつまいものデンプンを糖に変え、甘く美味しく熟成させることができるからです。
(引用元:https://shopping.nikkei.co.jp/projects/hamanao-farm/rewards/4647)
あの甘くて有名な「安納芋」の生の状態の糖度が「16度」ほどと言われていますが、「つらさげ芋」の熟成後の糖度は(生)「30度以上」にもなります!高いものは50度ほどになることもあるそうです!
この数値を知ると、いかに「つらさげ芋」が甘いのかがわかりますよね!
もちろんこれだけ甘く美味しいさつまいもにするには、ただ芋をつらさげているだけではできません(笑)
「さつまいも」は、気温の変化に敏感な作物です。寒すぎても暑すぎても美味しいさつまいもにはなりません。
そのため「つらさげ芋」を熟成させる時は、細心の注意が払い熟成が行われます。寒い時は毛布をかけストーブを焚き、暑い時は扇風機をかけるなど、1つ1つ丁寧に熟成させていきます。
丁寧に手間暇をかけて栽培、熟成させるため、生産量はごくわずかです。
また「つらさげ芋」は、厳しい出荷の基準が決められています。
「つらさげ芋」は収穫してから最低でも1ヶ月はつらさげることで熟成させ、糖度は30度以上、12月第1日曜日の「大野原(うのばい)いきいき祭り」以前の出荷は禁止、などの厳しい決まりがあります。
このように「幻」と言われるだけあって、本当に素晴らしい環境、厳しい基準で栽培されているさつまいもです。
12月の第一週から販売され、販売期間は1〜2ヶ月ほどの間だけです。
(冷凍した焼き芋の販売を含めての期間)
確かに調べれば調べるほど「幻」と呼ぶにふさわしいさつまいもです!
でもやはり食べてみないと、本当に甘くて美味しいのかは分かりませんよね?笑
ということで、私くし実際に「つらさげ芋」が販売されている「道の駅たるみず」に行き購入してきましたので、これより本当に「幻」と言えるほどの味なのかを検証していきたいと思います!
「つらさげ芋」のお味は?
私は毎年、鹿児島や宮崎で「紅はるか」を購入して焼き芋にして食べています。
(1年の半分ほど宮崎で暮らしているので)
旬の時期には毎日のように焼き芋を食べるほど好きなので(笑)、あの美味しい「紅はるか」とどれほど味が違うのかが気になるところです。
私が「つらさげ芋」を求めて「道の駅たるみず」を訪れたのは、12月中旬頃。
「道の駅たるみず」は垂水市の農産物や特産品がたくさん用意されているので、地元の人はもちろん、観光で訪れた人たちで賑わっていました。
私は早速「つらさげ芋」を探し求め店内を物色します。売り切れていないことを願い探していると・・・
ありました!「つらさげ芋の焼き芋」です!
そしてこちらも
こちらは生の状態で販売されている「つらさげ芋」。
どちらも捨てがたいのですが、熱々の焼き立てを食べたい欲が勝り、生の「つらさげ芋」を購入することに。
購入し袋を開けてみると
このような形でさつまいもが連なったまま紐で結ばれていました。めちゃくちゃ吊るされていた形跡があります(笑)
早速1つ引きちぎり、オーブントースターで焼き芋にしてみました!
(じっくり熱を入れることで、水分が蒸発していき甘さが凝縮されていきます)
私はレンジの焼き芋に関しては中級者レベルになりつつあるので(最初の頃はよく失敗しました 笑)、しっかりと焼き加減を見極め、自分好みの柔らかさに仕上げてみました!
うまくいくと、このように皮が湿り艶がでてきます!ここからさらに熱をゆっくり加えると、さらに水分がとび甘みが凝縮されますが、少々硬くなってしまうので、今回はこのぐらいで。
半分に割ってみると、ねっとり甘そうです!
じつは購入した時に気づいたのですが、「つらさげ芋」は品種名ではありませんでした。品種のところには「紅はるか」と書いてあったので、「紅はるかのつらさげ芋」のようです。
私はここ数年で100個近くは「紅はるか」を食べてきたので、記憶の中の「紅はるか」の味と比べることができます(笑)
見た目は普通の「紅かるか」を焼き芋にした時と変わりありませんが、味の方はどうなのでしょうか?
早速一口食べてみると・・・
「めちゃくちゃ甘いやん!!!(関西出身です 笑)」
さすがは幻と言われることだけのことはあります!本当に甘くて美味しい!
これまでの人生で「紅はるか」をたくさん食べてきましたが、ここまで濃密な甘さの紅はるかは食べたことがありません!
というより味が少し違うように感じます。旨味がすごいというのか、深みがあるというのか。
「つらさげ芋」は甘みが大変強く、しかも味が深すぎて底が見えてきません!もう自分で何言ってるのかも分かりません!笑
言葉で説明することはできませんね。(諦めました 笑)
確かなのは、これまで食べたどの焼き芋よりも美味しいかった。言えることはそれだけです。
『いつも食べてる「紅はるか」で十分じゃない?わざわざそんな高いさつまいも買って、もったいない』と揶揄してきた家族も、一口食べると「めちゃくちゃ美味しい」と感動しておりました(笑)
これはもうスイーツですね!完全にスイーツです!
満足度で言えば、有名店の美味しいケーキを食べた時のような、最高級の料理を食べた時のような、そんな感動を覚えました!
(最高級の料理を食べた記憶はありませんが 笑)
まさかここまで美味しいとは。
いい意味で予想を超えるとても素晴らしい「さつまいも」でした!少し高価なさつまいもですが、それだけの価値がある特産品だと思います!
では最後にふるさと納税でいただける「つらさげ芋」の詳細を。
特産品の詳細
鹿児島県垂水市では「つらさげ芋」の特産品がいくつか用意されていますので、オススメの特産品をご紹介させていただきます!
つらさげ芋の溶岩焼き芋
(引用元:https://www.furusato-tax.jp/product/detail/46214/4952086)
鹿児島県垂水市に13,000円の寄付をすることで、「つらさげ芋の溶岩焼き芋」がいただけます。
つらさげ芋の溶岩焼き芋 300g(2~5本入)×5パック
例年、早期品切れの人気の特産品です!
焼き芋好きの方は、ぜひ一度「つらさげ芋」をご賞味ください!
宮下さんちの【幻のつらさげ芋】の焼き芋 2kg
(引用元:https://www.furusato-tax.jp/product/detail/46214/4930167)
鹿児島県垂水市に24,000円の寄付をすることで、「宮下さんちの【幻のつらさげ芋】の焼き芋 2kg」がいただけます。
宮下さんちの「つらさげ芋」 焼き芋2kg前後(約500g×4パック)
こちらも大人気の「つらさげ芋の焼き芋」です。
数量限定になりますので、お求めの方はお早めにお申し込みください!
まとめ
今日は鹿児島県垂水市よりいただける、「幻のつらさげ芋」をご紹介させていただきました。
私はこれまで「紅はるか」の焼き芋をたくさん食べてきましたが、ここまで美味しい「さつまいも(つらさげ芋)」は初めてでした!
一般的に販売されている「紅はるか」と比べると、希少価値が高いだけあって高価な商品ですが、その価値だけのことはあると思います!
焼き芋好きの方のみならず、極上のスイーツが食べたい方は、ぜひ「幻のつらさげ芋」を一度お試しください!
では最後に評価です。
「幻のつらさげ芋」 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️☆
味は満点なので、あとはもう少し特産品の「量」が多ければ(笑)