今日ご紹介するのは、ふるさと納税サイトの「さとふる」さんで人気No.1のお米、「熟成米」です!
お米は全国各地で生産され、ふるさと納税でも多くの自治体が「お米」を特産品として用意してくれています。
私の感覚では美味しいお米と言えば、寒い地域で生産されているというイメージがあったのですが、今日ご紹介する「熟成米」は佐賀県唐津市の特産品です。
佐賀県に寒いというイメージはありませんし、熟成というイメージもありません(笑)
(「寒さ=美味しいお米ができる」というイメージ自体、間違っているのかもしれませんが。)
そこで今回は、なぜ佐賀県唐津市の「熟成米」がふるさと納税サイトの「さとふる」さんで人気No.1になれたのか?その理由について、気になって気になってしかたがなかったので調べてみました(笑)
熟成米とは?
そもそも「熟成米」って何なんだ?と思った方もいらっしゃるかと思います。
そこで、まずは熟成米の特徴について簡単にご紹介させていただきます。
なぜこのお米が「熟成米」と呼べれているかといいますと、玄米から白米に精米する過程で「熟成」させる時間をとるからなんです!
まぁ、名前からして熟成させていることは想像できますが(笑)
ただ、この「熟成」という工程が非常に大切で、熟成させずに白米になるお米と比べると、「甘み」が14%、「旨味」が54%も差がでてしまうようなんです!
精米機を使ったことがある方ならおわかりかと思いますが、本来、玄米から白米に精米するのにはほとんど時間がかかりません。
私は祖母の家にある精米機を使ったことがあるのですが(小さい安いやつ 笑)、10kgほどの玄米であれば、色々な作業(ぬかをすてたり)も含めても30分ほどで終わります。
まして最新の機械を使っているお米屋さんであれば、精米なんてあっという間に終わってしまうはずです。
でもこの「熟成米」は、昔の精米方法である「水車搗き」からヒントをえ、ゆっくり丁寧に精米されています。
(水車搗きの例 引用元:http://obuchi-suisya.com/suisyanosato.html )
どうですか?写真を見てもらえればおわかりかと思いますが、時間がかかりそうでしょう?(笑)
「水車搗き」では4〜5時間かけてゆっくり精米していきます。
そうすることで、穀温は上がらず水分もとびにくいので、搗きすぎて旨味層をはいでしまうこともありません。
ビタミンやミネラルを多く含んだ胚芽といわれる部分も残りやすく、理想的な精米方法となっています。
また、ゆっくりと精米する中で酵素が活性化し、旨味成分や甘味成分が増していくそうなんです。
これがいわゆる「熟成」というやつです!
(自分も今知りましたが 笑)
この「水車搗き」の原理を生かして「熟成米」は精米されているので、「甘み」が14%、「旨味」が54%もアップするようです!
これだけでもすでに驚きですが、もう1つ「熟成米」には精米時におこなっていることがあります。
それが「粒をそろえる」ということです。
私はあまり気にしたことがなかったのですが(笑)、お米の粒というのは不揃いのものが含まれていることがよくあるそうなんです。
やせてしまったお米や割れたお米が多いと、ご飯を炊いている時にデンプンが流れ出てしまい、「ベチャ」とした食感の悪いご飯になってしまいます。
一流の料亭などでは炊く前に1粒1粒選り分けることもあるそうです。
その点、「熟成米」は最新の機器を使用し、異物や砕米を除去して整米のみが製品として出荷されているので安定して美味しいご飯を炊き上げることができます!
ここまでは「熟成米」が最適な精米方法で美味しさを引き出されていることについて書かせていただきました。
でもやっぱり肝心なのは、佐賀県唐津市では美味しいお米ができる環境にあるのか?ということですよね。
いくら精米技術が優れていても、美味しいお米ができなければ意味がありません。
ということで次は佐賀県唐津市でいただける「お米」について調べてみました。
佐賀県唐津市からいただける「熟成米」
佐賀県唐津市からふるさと納税の特産品としていただける熟成米は3種類あります。
唐津市上場産「コシヒカリ」
(引用元:http://www.toubou.jp/product/rice01.php)
こちらのお米は日本穀物検定協会の「食味ランキング」では、三年連続「特A」を獲得したこともあるお米です。
上場産コシヒカリは「日本棚田百選」にも選ばれている上場台地がある、上場地区で作られています。
(上場台地の様子 引用元:http://sagakome.com/seisan/)
上場地区は玄界灘に面しており、昼は対馬海流の影響を受け温暖ですが、日が沈むと冷涼な環境に変わります。
この寒暖差によってお米の「甘み」が生まれます。
また上場地区にもたらされる天然水を利用することで生き生きとお米が育つ環境にあります。
私は寒い地域のお米が美味しいとうイメージでしたが、重要なのは寒暖差だったようです。
確かに、野菜でも果物でも、寒暖差が大きい地域というのは甘くて美味しい作物ができますもんね!
佐賀県産「さがびより」
(引用元:http://www.toubou.jp/product/rice05.php)
日本穀物検定協会の「食味ランキング」では八年連続「特A」を獲得したお米です。
八年連続「特A」という実績がこのお米の素晴らしさを表していますね!
しかもこの「さがびより」というお米は、佐賀県農業試験研究センターが10年の歳月をかけ研究開発を行い、佐賀県の気候に適したお米として平成21年より栽培が開始されたお米になります。
つまり栽培開始翌年より、ずっと「特A」の評価を受けているお米ということになります!
「さがびより」の特徴は粒が大きく、しっかりしており、炊き上がりはツヤがあり、甘味も強く、香りもよい。冷めても甘さが持続します。
とのことなので、良いところがありすぎる「お米」という認識でいいんじゃないでしょうか(笑)
佐賀県唐津産「夢しずく」
(引用元:http://www.toubou.jp/product/rice03.php)
こちらは最新の2017年度、日本穀物検定協会の「食味ランキング」で、ついに初めての「特A」を獲得したお米です。
夢しずくは、「キヌヒカリ」と「ひとめぼれ」の交配によって地元佐賀で生まれた品種です。
コシヒカリやヒノヒカリとはまた一味違う大変バランスの良い美味しさをもっています。
長年の努力の結果、初の「特A」を獲得した「夢しずく」も、「さがびより」と同様に佐賀県を代表するお米になりました!
まとめ
唐津市上場産「コシヒカリ」、佐賀県産「さがびより」、唐津産「夢しずく」。
3つともに日本穀物検定協会の「食味ランキング」ではよい成績をおさめています。
佐賀県は意外と言っては失礼ですが(笑)、寒暖差もあり美味しいお米ができる環境が整っていたんですね!
「さとふる」で人気No1のお米になっている理由がなんとなくわかったような気がします。
佐賀県唐津市のふるさと納税では「熟成米」関連の特産品がいくつか用意されています。
ただ、人気No1ということで「品切れ」の可能性も高い特産品になっております。
美味しいと評判の上に、還元率はどれも約50%ほどとなっており、お得感もあります!
なのでもし「品切れ」の場合は、おとなしく再入荷、新米の時期を気長に待ちましょう!
ちなみにインターネットからの申し込みは「さとふる」のみとなっていますので、申し込み希望の方は「さとふる」よりお願い致します!