みなさん梨(なし)はお好きですか?
(写真はあくまでイメージです。)
梨はあっさりしてクセがない味なので、「嫌いだ!」という人を見たことがありません。
ただ逆に、「大好物だ!」と言う人も見たことがありません。
(私個人の話です)
私自身は、梨が「好き」か「嫌い」か?と聞かれれば「好き」と答えますが、大好物とまではいきませんでした。
しかし、「あきづき(秋月)」という品種を食べてからというもの、「あきづき」という梨が大好物になってしまいました!
こんなに甘くて美味しい梨があったのか?と。
私が知っていた梨の品種は「二十世紀梨」「豊水」「幸水」「新高」ぐらいだったので、「あきづき」という品種は全く知りませんでした。
梨なのにと言っては失礼ですが(笑)、「あきづき」は梨なのに甘すぎます!
甘すぎるのですが、もちろん嫌な甘さではなく、水分も豊富で、めちゃくちゃ美味しく感じる味です!
なぜ今までこの「あきづき」を知らなかったのかと、後悔するぐらい美味しいかったです!!
もしかすると、たまたま私の買った「あきづき」が甘かっただけなのかもしれないと思い、急いで「あきづき」という梨について調べてみることにしました。
あきづき梨とは?
調べてみてわかったことなのですが、じつは梨には100種類以上の品種があり、「あきづき」は2001年に品種登録された比較的新しい品種だそうです。
生産量もそれほど多くないそうで、梨全体の3%ほど。
これは私が知らなかったのも納得の少なさです(笑)
「あきづき」は「新高×豊水」×「幸水」から生まれたということで、私の知っている梨4つのうち、3つが掛け合わされています。
ちなみに梨はこの上記の品種だけで、生産量の70%以上を占める人気の品種なので、この3つの美味しさを受け継いでいる「あきづき」は、ほぼ無敵の梨ということになります(笑)
それを証明するかのように、「梨の完成形」と言う梨農家さんもいるほど。
本来果物とは品種改良を繰り返し、「まだ美味しいものができるはず!」という気持ちと共に研究を積み重ねることで進化してきました。
その進化させようという農家さんの「心」を折ってしまったのが、「あきづき」という梨なんです。
梨農家さんに「もうこれ以上進化のさせなくてもいいんじゃね?」という気持ちにさせたのが「梨の完成形 あきづき」という品種なんですよ!
「あきづき」を食べる前だったら、「またまた、大げさすぎるでしょ!」と思うところですが、今は梨農家さんの気持ちがよ〜くわかります。
私も思いましたもん。
「もうこれ以上美味しくならなくてもいい!」と(笑)
ということで、これは価値のある特産品だと思い、さっそくふるさと納税で「あきづき」をいただける自治体を探してみたのですが、そのほとんどが品切れ、または申し込み期間外!
(このブログを書いているのは9月中旬です)
特に梨の生産で有名な鳥取県では、すでにほぼ全ての特産品で申し込みが終了していました。
それもそのはず、もうすでに9月上旬が終わった頃なので、ちょうど「あきづき」の出荷時期とかぶっています。
これではもう申し込みが終わっているのも納得です。
なので、「あきづき」を申し込みたいと思った方は、できるだけ早めに申し込みするようにしましょう!
(来年の自分に言い聞かせるように 笑 )